講師紹介
陳家溝・陳正雷老師系統の陳式太極拳を中心に老架一路、二路、新架式、各種武器法のほか、制定拳である簡化24式、48式、42式総合、32式剣、42式剣等を練功しています。その方の目的やレベルに合った教え方をいたします。
陳式太極拳技術顧問
安田洋介老師
1972年生まれ、京都府出身。1991年、初めて中国・鄭州にて陳氏第十九世にして、陳家溝四傑に数えられる陳正雷老師に教えを受け、その後、中国に渡って陳正雷老師の元で住み込みの学生として陳氏太極拳を学ぶと共に、様々な老師に教えを受ける。1993年には、第二回温県国際太極拳年会の器械の部(刀)で優秀賞を獲得。1998年に帰国し、以来、伝統太極拳を中心に後進の指導にあたり現在に至る。若くして類い希な化勁の実力を発揮してみせる、その功夫の高さには定評がある。京都を本拠としながら、定期的に東京でも講習会を開き、理論と実技を兼ね備えながら中国伝統武術の奥深さを伝えている。
日本徳洋太極研修院代表。陳氏内功武術研究会講師、鳴功技塾京都同好会講師。鳴滝健康太極拳学会顧問、向日葵太極拳倶楽部顧問、愛媛県太極拳連盟顧問、国際廖峰培訓中心顧問、姜氏門内功武術研究会強化顧問。陳正雷老師拜師門徒。中国名:陳徳洋。
代表/講師
佐藤忠司
伝統拳である陳式太極拳を中心に基本功、制定拳、規定太極拳、各種武器法まで初心者からレベルアップを目指す人まで、その人に合わせた教え方をいたします。
2008年から2018年まで全日本武術太極拳選手権大会に代表選手及び審判員として出場。現在も各種競技会の審判員を務めています。
世田谷区武術太極拳連盟理事
日本武術太極拳連盟公認審判員
日本武術太極拳連盟公認指導員
副代表/講師
佐藤みどり
簡化24式など楊式太極拳を中心に指導しています。
健康目的の方から検定・指導員資格の取得を目指す方にもその人に合わせて丁寧にお教えいたします。
一緒に目標を持って練功していきましょう!
日本武術太極拳連盟公認指導員
日本武術太極拳連盟検定四段
陳家太極拳とは
陳家太極拳は現在分派した全ての太極拳の源流であり、その動作は剛柔相済、快慢兼備を理想とし、太極拳に特徴的な柔軟さや緩やかな動作だけではなく、跳躍動作や震脚(全身を沈め、大地を強く足で踏む動作)など激しく剛猛な動作をも含んでいる。発勁(中国武術でいう全身を協調一致させて威力を発する技術)は太極拳の得意とする暗勁(大きな動作を伴わない発勁法)ばかりではなく、明勁(大きな動作を伴う発勁法)をも得意とし、纏絲勁(纏絲精・らせん状の捻りを伴った勁)によって全身の勁力を統一的に運用することが他派の太極拳に比べ特異である。
一般的な太極拳のイメージからすると豪快な印象を持たれやすいが、慢練(型をゆっくりと練習すること)や、高齢の達人の拳風は剛柔が相済され、和(か)式太極拳や楊式太極拳を連想させるかのように柔らかく緩やかである。
楊式太極拳の祖、楊露禅は陳長興(陳氏十四世)に陳家太極拳を学び、陳発科、杜毓沢は陳延煕(陳氏十六世)に学んだとされる。
異説はあるが20世紀に入り、陳発科が北京で大架式系統を教授してから、一般に普及しはじめたといわれる。